明日は娘の大学受験一次試験の日、
今日、塾で課題(?)を済ませたら、午後から新幹線で現地へ・・・。
なので、今夜は現地のホテルで一泊しての受験です。
高校3年になってから毎日塾からの帰宅は夜9時から10時くらいになり、
心配性の私は、帰宅時間に近くなると「今どこ?」「早く帰っておいで!」の嵐。
今思うと行きずぎだったのでしょう私。
だって、そうするのが当たり前と思っていたんです。
娘を持つ親として。
いくら本人が気を付けていても何かの犯罪に巻き込まれてしまったら・・・と気が気でなかったのです。
ただ、それが行き過ぎると娘にその心配が伝染し、娘自体が不安な気持ちを抱え込んでしまうようになってしまいました。
いわゆる「毒母」ですね…私。
なかなか娘の気持ちが理解できず、娘はいら立ち、親はおろおろ。
思い返してみれば、子供が生まれて育児中の母親って、動物学的にとても警戒心が強い状態だと思うんです。
特に小学校低学年ころまでは、物理的に道路には車が行き交い、誘拐や不審者の情報も多く、子供を守らなければ・・・という気持ちでいることが多かったように思います。
★★★★★★
上の息子が小学4年くらいの頃、スーパーの駐車場に車を止めた後、彼が後部座席のドアを開けようとしたので、私はいつも言っているように、
「ちょっと待って、私が開けるから自分で開けないで。隣の車に当てるといけないから。」と言い、運転席から出ようとしました。
すると息子は、「お母さん僕を信用してよ!」といったのです。
その時ハッとさせられました。
私のこの言動は子供を一切信用していない行動なのかと・・・。
もちろん、子供の事だから本当に当ててしまうかもしれないけれど、
もしそうなったら、その車の持ち主様に誤り弁償するくらいの大きな気持ちでいればいいのだと(出来ればそうならないようにしたいのはやまやまですが…。)。
ただ、その後もそうなったことは一度もありませんが・・・。
★★★★★★
とにかく私はいろいろな状況を想定して行動していたように思います。
そして、娘に至っては女の子ということもあり、ものすごく心配しまくってしまいました。
心配しすぎがちょうどいいと思っていました、本当に。
親だから心配することは当たり前で、自然なことだと思います、
でも、その気持ちは子供に悟られてはいけない事だったのかもしれないと、最近少しづつですが思うようになり、今まで子供を心配する気持ちを垂れ流しにしてきたことを、とてもとても反省しています。